価格を正しく決める

 

 価格を決定するには、いろいろな方法があります。よく知られているものに、「コスト志向」「需要志向」「競争志向」などがあります。この方法については、マーケティングの教科書では必ず紹介されており、価格に関する基礎知識として、理解することは必要なことです。

 しかし、そこで紹介されている程度の知識を用いて、正しく価格設定をすることは実際には難しいことです。需要の価格弾力性についての詳しい分析を行ったり、競合の動向にも注目したりすることが大切です。またコスト、特に変動費に着目して価格を検討することが必要になります。こういった分析を総合的に行って、価格をより合理的に設定して行きます。また新製品開発が完了して市場に紹介するときには、特に価格設定に注意する必要があります。もちろん4Pとしてよく知られているマーケティング・ミックスのうちの2P、つまり流通や販売促進にも気を配ることは大切です。

 価格設定で一番大切なことは、自社製品やサービスを使ってくださるお客様にとって、どれだけの価値を提供しており、その価値をどう判断されているのかを理解することです。お客様の懐に入って、使用状況、使い勝手、あるいは困っていることを正確に理解しなければなりません。そういったことを理解すると、結局十分利益をあげることができて、お客様にも受け入れてもらえる価格を設定することが可能となります。会社にとって魅力ある、と同時に、お客さまが買いたい、と思うような価格設定のお手伝いをいたします。