新製品開発で業績を伸ばす


 事業をさらに大きくしていくためには、現在の製品を売り続けているだけでは不十分です。企業が伸びていくためには、新しく製品を市場に紹介していくことが必要です。そのとき、マーケティングのアプローチを使うことをおすすめします。マーケティングと聞くと、市場調査や広告・宣伝を思い浮かべる方が多いようですが、もう少し広い考え方です。「顧客に耳をかたむけ、企業がそれに答える活動」と理解してください。厳密に言えば、マーケティングの神様的な存在のコトラーは「マーケティングとは、他人に価値のある製品を創造し、提供し、交換することを通じて、個人やグループが必要とし欲求するものを得る社会的で経営的な過程である」と言っています。(手元の本は1991年発行で、その後改訂されており、表現が変更されている可能性があります)

 かなり古いデータですが2004年7月23日付の日経産業新聞で、「品質経営度」という指標が紹介されています。これを構成する6つの要素の一つが「製品開発」となっています。この要素を製造現場の実践活動として捉えているのには、マーケティングを専門とする私にはすこしばかり違和感がありますが、新製品開発が企業経営で重要な役割を占めていることは明らかです。新製品開発を、マーケティングのアプローチを用いて行うことのお手伝いをしたいと考えております。