技術革新を論理的にすすめる

 

 現在会社の基盤となっている技術にしがみついているだけでは、企業が繁栄し、また永遠に存在することは不可能です。市場の変化は激しく、顧客が望んでいるものが刻々と変化していきます。その変化に対応した製品・サービスを提供するための技術が今までどおりで良いはずがありません。新しい技術が必要になってきます。また新しい技術の出現により、現在の技術は簡単に陳腐化してしまう可能性が高いことにも気づく必要があります。

 私が学生だったころ技術者にとって必須であった計算尺や、手回しのタイガー計算機は、今は博物館でしか見ることができません。計算機では、その後、機械式、リレー式、そして電子式とあっという間に変化してきました。現在では複雑な技術計算や財務計算ができる電卓が手ごろな値段で入手できます。そういった大きな流れに取り残されないためにも、技術革新をしっかりと行っていくことが大切です。

 技術革新といっても、大企業でないかぎり、大したことはできません。大切なことは、世の中の技術の変化を予測して、必要な技術を習得していくことです。そのためには、やはり経営の基本原則に基づき、自社の技術の棚卸から始めて、段階を踏んで作業をしていくことが必要となります。幸いに世の中には、そういったことを考える際に有用ないくつかのツールが用意されています。それを上手に使って、自社の事業をさらに発展していくためにどのような技術が必要になるのかを探索します。その際には会社の理念や基本方針との整合性をまず最初に考慮します。次に採算性や現実性を考慮していきます。優先順位に従って、事業化に必要な知識(技術)の習得を行います。御社にとってどのような技術が必要になっていくのかを考えるお手伝いをしたいと考えております。